お隣のご主人と肉体関係を持ってしまい・・・真樹子 42才近所に住む中里さんのご主人と関係を持ってしまいました。
中里さんとは家族ぐるみのお付き合い。
子供同士の年齢も近いことから、休日には遊びに行ったり、お互いの家にお邪魔したり。
同年代の奥さんとはご
近所で一番の仲良しです。
まさかこんな形で奥さんを裏切ることになるなんて・・・
想像もしていませんでした。
それは、ある雨の日の出来事。
ちょっとした用事があり、久々に電車に乗って1人遠出をした時。
夕方近くに最寄駅に着いた私が空を見上げると・・・なんともスッキリしないお天気。今にも雨が降りそうな空模様です。
準備の悪い私は、当然折り畳み傘など気の利いたものを持っているハズも無く。
家まで降らないでと心で呟きながら歩き出します。
が、案の定、スグに大粒の雨。
私の家は駅から徒歩15分。
首都圏ではありますが結構な田舎。
駅周辺を離れると、店などはぽつりぽつりとまばらにあるばかりで、コンビニも私の家までの道にはありません。
最初のうちは多少濡れてもいいかと普通に歩いていたのですが、
次第に雨脚が強くなり、先が霞んで見えるほどの豪雨になってしまったのです。
「嘘でしょぉ~」
思わず飛び出す独り言。
久しぶりに気合を入れた服もすかりびしょびしょ。
雨宿りにちょうどいい建物もないので、大きな木陰に非難しました。
ブラウスが肌にぺったりくっついて気持ちが悪い。
ここまで濡れたらどうでもいいかと言う気分になり、私は再び歩き出しました。
全身雨に濡れながら歩くのも、たまには気持ちのいいものです。
子供の頃の気分が蘇ってきてなんだか楽しくなってきます。
「村上さん・・・?」
後ろから声をかけてきたのは中里さんでした。
スキップでもしそうな勢いではしゃいでいた私はドキリとしました。
「あ・・・中里さん、どうもぉ~」
えへへというような、変な笑いをしてしまいました。
雨の中浮かれて傘もささずに歩く女って、よく考えると気持ち悪いかもって事に気付いたんです。。。
「なんか、楽しそうっすね」
「まぁ、たまには雨に濡れるのもいいもんですよ」
「そうかもしれませんねぇ・・・」
中里さんは私と会話をしながらも、視線がチラチラ逸れています。
なんだろうと思いましたが、濡れて透けている私のブラジャーに視線を注いでいるようです。
「あ、私ゆっくり行きますから」
慌てて襟元を合わせ、両腕で胸の辺りを隠しました。
「そんなに濡れてたら風邪ひきますよ。旦那さんにもしかられるんじゃない?」
そんな事を言いながら、中里さんの目は明らかに妖しく光っているように見えました。
なんか妙な空気になっちゃったな・・・
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