目覚めさせられた欲望奈津子 48才
彼氏ができました。
こんなオバチャンが何言ってるんだと呆れられそうですが、20歳年下の28歳、分譲マンションなどの
セールスマンです。
きっかけは、彼が街頭でビラ配りをしている時でした。
炎天下の暑い中、スーツ姿で汗を流しながらのビラ配り。ふと、彼の手からチラシの束が抜け落ちて、歩道脇に散乱しました。
ちょうど前を通りかかった私は地面に散らばったチラシを一緒に広い、彼に手渡しました。
深々とお礼を言われ、「この暑い中大変ねぇ。がんばってね」と声をかけました。
私の
息子が東京で不動産屋に勤務していることもあり、親近感を覚えたんです。
翌日、買い物のために外へ出ると、昨日の場所でまたビラ配りをしていました。
「今日もなの?大変ねぇ」
「あ、昨日はどうも。」
また深々と頭を下げ・・・その拍子に手からまたチラシの束がするりと落ち。
地面に散らばるチラシ。
「わ・・・またやったかぁ!」
困ったような、照れたような仕草で頭をぼりぼりとかき、しゃがみ込んでチラシ拾い集めます。
私はおかしくなって吹き出してしまいました。笑いながらも一緒にチラシを拾いました。
「ねぇ、あなた、きちんと休憩とってる?いくら直射日光があたらないからって危ないわよ」
「いやー、まぁ適当にとってますよ。ただなんか手の力が入らないのかな?あはは」
「あらやだ、笑いごとじゃないわよ。そうだ、私そのチラシの説明受けたいから内に来てお話聞かせて頂戴よ」
「え、本当ですか?」
何となく憎めない彼を、私は家に誘いました。
冷たい麦茶くらい出してあげないと可哀想だなと思ったのです。
クーラーの効いた我が家(といってもマンションですが)に入ると、
「あ~~~生き返る」
と顔を仰向けにして目を閉じる彼。
この天気で外にいるのは過酷ですからね。
「その辺り適当に座ってて。今お茶出すから」
「ありがとうございます」
私が麦茶の用意をしてリビングに戻ると、彼はソファにちょこんと腰掛けて、鞄を漁り、資料を用意していました。
「ごめんなさい。買うつもりはないのよ。だから資料もいらないわ」
「あ、そ、そうですか・・・」
彼は、出しかけた資料をまた鞄に戻し、目の前に置いた麦茶を一気に飲み干しました。
「いや、何だか気を遣って頂いてありがとうございました。」
そういうと、ソファから腰を浮かせます。
「あら、もうちょっと休みなさいよ。こんな暑い日に外歩く人だって少ないわよ」
「あはは。ま、そうですよね。」
彼は再び鞄を置いて、ソファに腰掛けました。
何となく沈黙が流れたので、テレビをつけました。
テレビの雑音に安心したのか、彼はネクタイを少し緩め、Yシャツのボタンを1つ2つ外して襟首をつかみ、パタパタとしています。
まだ首筋に汗が光っています。
いつの間にか、私は彼に見入っていました。いいえ、正確にいうと彼に発情してしまったんです。
自分の気持ちに気付くと同時に、カーッと頭に血が流れて、下半身がジンジンしてしまい、動揺しました。ごまかそうと麦茶を手にとりましたが、そのまま床に零してしまいました。
「きゃっ、あらごめんなさい」
キッチンへ駆け込み、雑巾を手にとり慌てて拭きました。
すると、突然四つん這いになった私の背中から、彼が抱きついてきたのです。
「奥さん、ブラの中まで丸見えになってるますよ・・・」
「えっ、ちょっ、え」
「この間も今日もチラシ拾うときに見えたんです」
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